V字モデルとは
システム開発・構築ではしばしばV字モデルというものが取り上げられます。
これはシステムを「開発」や「構築」する上の基本的な考え方になります。
図で表してみると下記のようになります。
具体的には
基本的にシステム開発には「要件定義」「基本設計」「詳細設計」「コーディング」「単体テスト」「結合テスト」「システムテスト」の7つの工程があります。
それぞれ簡単に説明してみます。
【例)メルマガ配信ツールの場合】
要件定義 | 達成したい事・行いたい事 | 例)集客したい⇒メルマガを発信しよう |
---|---|---|
基本設計 | 要件に対する方法と提案 | 例)簡単にメルマガを送るツールにしよう |
詳細設計 | プログラムの内容に対する方法 | 例)お客様情報はエクセルで取り込めたら楽だ |
コーディング | プログラミング | 例)エクセルデータを取り込んでメールを送信できる機能を付けよう |
単体テスト | 詳細設計通り正しく動作しているか | 例)お客様データは取り込めるか |
結合テスト | 基本設計通り正しく動作しているか | 例)簡単にメルマガが送れるか |
システムテスト | 要件定義に対して目標を達成できているか | 例)集客できたか |
まとめ
とても簡単に説明しましたが私が思うにパソコン等のシステムはバグ等が簡単に発生してしまうため、通常のものづくり等より、よりチェックに関する工程をはっきりさせているのだと思います。
ただ「目標を達成するためのチェック機構」という意味では幅広い分野で活用できると、製品や創作物の精度向上や効率改善が可能になるのではないかと思います。